もう一度、君に・・・
「おはよっ!!今日も一日、
頑張ってこー!」
相変わらず、朝からテンションが高い。
まあ、それが良いところなんだけどね。
その性格で助けられてるのも事実だ。
「藍香、うるさい。
何時だと思ってんの?」
まだ、7時20分。
隣の家はまだ寝てる。
「なんで、そんなに冷たいのー?
元気に行こうぜ!なっ!陽花!」
「うるさいって」
「うるさくなーい」
「ホント、うるさい」
「もう、ツンデレなんだから」
こんなくだらない会話がいつもの会話。
これで、一日が始まる。
そんな無駄話をしていると、
紗綾の家の前に来た。