もう一度、君に・・・
あ・・・そういえば、寝てたかも。
どういう人が来るんだろう。
藍香はそんなあたしの心を悟るように、
「なんか、以外とカッコイイらしい。
たしか名前は、
中川契登(なかがわけいと)
っていうらしいよ。」
名前がすごくカッコイイ。
期待しておこう。
だって、
新しい恋探さなくちゃいけないから。
あーー、なんか叫びたい。
「あーーーーー!!!」
「どうした?陽花!失恋でおかしくなった?」
藍香って、さりげなくグサッと来ること言う。
まあ、悪気はないらしいけど。
そんなことを話していたら、学校に着いた。
あたしが通っているのは
《私立飯山学院高等部》
勉強・部活動・・・など
全てのことに力を入れている
エリート学校だ。