遥カ空ノ下。




陽向は一人寂しく稽古を始めた。


といっても、一人でできる練習内容は限られており、最近は素振りしかやっていない。


陽向は竹刀を握り、素振りを始めた。


ブンッ--・・・ブンッ---・・・


陽向しかいない道場内には、竹刀を振る音が響き渡る。

ただ無心に、素振りすることだけを考えた。






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