白
変わりたい
あたし、
篠原 ニナ《シノハラ ニナ》
昔から行動が遅くて
オドオドしてて
良いところなんて
1つも無い。
「篠原さん」
声を掛けられて
振り向くと
派手な女の子が2人居た…。
「今日さ、ちょっと
用事があるんだよね……」
ニヤニヤ笑い、あたしに近づいた。
「え、あぁ…そうなんだ」
何を言いたいのかが
全く分かんないあたしは
とりあえずニコッと笑った。
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