泣きそうになりながら

頑張って日誌を書いてると


………ガラッ。


誰かが入ってきた。




泣いてる姿なんて

見られたくなかったから

下を向いて

書いてるフリをした…。




「……………おい」


低い声にビクッとして

顔を上げた。



……そこには

黒いメガネをかけた

生徒会長が立っていた。



「また、かよ……_」


< 4 / 6 >

この作品をシェア

pagetop