FORTUNE~フォーチュンシリーズPAGE1
「それより、真吏、またあの夢を見たわよ」
食事を終え、コーヒーを啜る真吏に声をかける。
「ほう、何か変わったものはあったか?」
「ええ。昨日見たのはね、レイガンがフィアンセだった女の子を亡くして大泣きしてる夢だったわ。あんまりレイガンが泣くものだから、あたしつられて泣いちゃったわよ」
「え、レイガン?」
紅葉の話に反応したのは、真吏ではなく蓮だった。
「レイガンって、俺の夢にも出てくるよ」
「ええっ!?」
紅葉、真吏、驚いて蓮を見る。
「本当か、蓮」
「うん。俺、いつもそのレイガンって人の視点でいるみたいなんだ」
蓮の言葉に、2人は視線を合わせる。
「……蓮がレイガン、なのかしら」
「そのようだな」
「え、2人ともレイガンの夢見てるの?」
蓮は二人の顔を見比べながら言う。
「レイガンの夢というか……同じ世界の夢を見ているようだ。私と紅葉、そして聖も」
「聖も? へえーっ、凄い! 蒼馬くんも同じ夢見てるって言ってたし、なんだろね」
「えっ?」
紅葉、真吏、更に驚く。
食事を終え、コーヒーを啜る真吏に声をかける。
「ほう、何か変わったものはあったか?」
「ええ。昨日見たのはね、レイガンがフィアンセだった女の子を亡くして大泣きしてる夢だったわ。あんまりレイガンが泣くものだから、あたしつられて泣いちゃったわよ」
「え、レイガン?」
紅葉の話に反応したのは、真吏ではなく蓮だった。
「レイガンって、俺の夢にも出てくるよ」
「ええっ!?」
紅葉、真吏、驚いて蓮を見る。
「本当か、蓮」
「うん。俺、いつもそのレイガンって人の視点でいるみたいなんだ」
蓮の言葉に、2人は視線を合わせる。
「……蓮がレイガン、なのかしら」
「そのようだな」
「え、2人ともレイガンの夢見てるの?」
蓮は二人の顔を見比べながら言う。
「レイガンの夢というか……同じ世界の夢を見ているようだ。私と紅葉、そして聖も」
「聖も? へえーっ、凄い! 蒼馬くんも同じ夢見てるって言ってたし、なんだろね」
「えっ?」
紅葉、真吏、更に驚く。