やさしい手を僕に下さい
 なぜあんなに必死になれるのだろう

僕にはできない

僕は先生の目を盗んで

リハビリ室を出た。

僕にはできない

売店

そこに 毎日おばあさんの

所へ来る

女の子がいた。

髪が半分茶色で

ぼさぼさだった


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