やさしい手を僕に下さい
僕はただ座って
窓の外を見ていた。
ここは三階
ここから落ちたら
死ねるだろうか…
そんな事ばかり
考えてしまう。
そんな時は 必ず
おじさんがこっちを見ていた。
「君は事故で右手を?」
おじさんが話しかけてきた。
窓の外を見ていた。
ここは三階
ここから落ちたら
死ねるだろうか…
そんな事ばかり
考えてしまう。
そんな時は 必ず
おじさんがこっちを見ていた。
「君は事故で右手を?」
おじさんが話しかけてきた。