やさしい手を僕に下さい
 夢の中

「しーちゃん、ご飯出来たよ。」

その声は…

おばあちゃん。

「しーちゃん。」

おばあちゃんの優しい声

私はその声を

無視し

おばあちゃんが

倒れた事も気付かず

それでも

夢の中でおばあちゃんは

私を呼び続ける

「しーちゃん!!」
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