やさしい手を僕に下さい
 数時間後

彼女は 僕の病室の

隣の病室で眠っていた。

スヤスヤと眠る彼女を見て

安心しつつ

おばあさんの死が気になった。

毎日訪れる彼女は

これから先

どうしていくのだろう…


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