平凡太~ヘイボンタ~の恋
「平太くん?」


「あ、冷やし中華、ホントおいしいですっ!このタレって一華先輩が…?」


「うん。食べてくれる人がいると、作りがいもあるから」


夢のような現実を味わいながら完食、少しテレビを見て、まだ人形で遊びたがっている詞音ちゃんと一緒にお風呂。


詞音ちゃんの肩程まである髪を洗うのは、至難の技で。


やっぱり目にシャンプーが入って泣かせてしまう。


やっとこさお互いの体を洗い終えて、湯船で30数える。
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