恋するイケメン
今の状態に気づいたのか慌てて少し離れる。


「まぁ、どっちでも好きだけど…。」


髪を一束掬い口づける。


「あの…からかってるんですか?」

顔をしかめ、俺の手から髪を奪う。


「本気。」

亜由美を見つめ、絡めた指に軽く力を入れた。



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