先生と執事【続・短編】
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「ん………。」
なんだろう、身体が重い。
とゆうより、上半身が重い。
「なに…なんか乗って…っっ」
重りの正体を突き詰めようと閉じていた目を開けると、そこには先生の寝顔があった。
しかも、顔と顔の距離めちゃくちゃ近い…。
でも、何よりドキドキするのは先生の上半身が裸なことであって…。
まぁ私も裸なんですけどね、でも、で……あー、もう目のやり場に困るっ!!!!!
何年も一緒に居るっていうのに、こうゆうのはいつまで経っても緊張するんだよなぁ…。
「ん――…んん……。」
私の身体の動きに少し反応したのか、先生も少しだけ身体を動かした。
「…ふふふっ。」
寝てる先生って可愛いよね、なんかいつものあの大人な雰囲気がなくなって幼くなるし。
それと、こうやって先生の寝顔みてると、瞬輝はやっぱり先生によく似てるんだなぁって思う。
二人の寝顔、ほんとそっくり。
「先生、そろそろ起きないと子供達降りてくるよ。」
「んん――――……。」
私の言葉に、先生は寝返りを打つ。
でたな、寝起きの悪い先生め!!
…あ、そういえば、私の身体の上に乗ってたの、先生の腕だったのか。
どうりで重いはずだよ。