先生と執事【続・短編】





「えっと、その……。」





「なになに?誰?」





「一年生?」





「誰かの妹とか?あ、それともマネージャー希望とか?」





「ばーか、うちの学校はマネージャー禁止だろ。」





「あ、そっか。えーじゃぁ何用?」






ううううううわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!






怖いよ怖いよ、囲まれてるよ!!





質問攻めだし、色々言われてるし!!





駄目だ、こんな中で隆也君の名前をだしたら、隆也君に迷惑をかけてしまう。






「あ、あの、すみません、やっぱり何でも………」






「んー?どうした、何かあった?」






あ…………。





「おぉ隆也。いや何か一年生の女子が居てさ。」






「一年女子?え、誰?」






「ほら、あそこに居る子。」







引くの、遅かった……。





















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