先生と執事【続・短編】




「う……」





ここはどこだろう。





目を開けているというのに視界がボヤケて気持ち悪い。





身体は鉛のようだし、頭だってフラフラする。






「……せ、ん…せ」





何で私は寝ているのだろう。





確か家族で海に行ってたはず。






最初は見てたけど、私も海で遊ぼうとして、それで…それから…。







あれ?






そこからの記憶が…。






「…麻椿?」











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