先生と執事【続・短編】




……安定期?





今、先生確かにそう言った。





私の聞き間違いとかじゃないよね?






「……安定期、ってことは…」






ただ単に私の体調が安定するまでって意味じゃないのだろう。







「……驚いた?」






「そりゃ…そうだよ…。」






先生が言う安定期は、私と私の身体の中に宿った命、両方を守るためのことを指していた。









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