先生と執事【続・短編】
寒い外から暖かい部屋に入る。
すると、身体が一気に温まってゆく。
ん?でも温まりすぎているような気も…。
「ゴホッ……ゴホッ」
朝から体調はあまりよくないとは思っていたけど、何かおかしい。
そういえば永愛にも心配されたっけ…。
洗濯カゴを置きに行こうと洗面所へ向かうと、そこには鏡に映る自分の姿があった。
…なんか、顔赤い?
これは熱を測った方がいいかもしれない。
「ふぅ……。」
予定日が近いからかな。
なんかもの凄く不安になってきた。