幼馴染恋愛。
【航太郎side】
俺は友達と廊下を通る。
あ、愛花だ。
相変わらず今日も綺麗な髪の毛してんなー…。
……アイスの話してんのか。ったく、昔っから食い気ヤバイよな~
俺は愛花の近くをわざと通る。
なんでかって? そりゃあ愛花と話したいからに気まってんだろ…。
――「ちょっと航太郎買ってきてよー」
あぁ、今俺金ないんだった。
この前愛花に買い物付き合わされて…
「うぇー。金くれよ」
「はい」
1000円を渡された。
今日は案外素直だな。
「航太郎君はけなげだねぇ・・。じゃあ私の分もお願いできますか?」
未優が顔を赤くして俺に聞く
「美優はいいよ。タダ(スーパーミラクルイケメンスマイル」
「わぁーっ!ありがとぉ」
未優と話していると愛花が口をパクパクしている
『早く行け』…だな
未優との話を切り上げて
俺はダッシュで廊下を走る
「仲良いねぇっ。」
愛花もなんかいってたみたいだがそれ以上は聞こえなかった
俺はクリーム色の階段をくだり、近くのコンビニへ向かった。
まぁとりあえず愛花の好きなもん色々買ってくかな
――――――
「買ってきたぞー。」
10分もかかってないんじゃね?
「はいご褒美」
…「えー…」
ちょっとイタズラしてやるか
「キスがいいな~…。」
愛花がピクっと動いて耳まで真っ赤。
「プッ…。愛らしーね」
そういうとてれてるような顔で
「ばーか。」
って言ってきた。
愛ってのはあだ名。
そういえば俺が誕プレであげたシュシュでポニーテールしてんじゃん!!