レンアイ授業
「はるっち!」
「あ、美優ちゃん!」
「今日はどうしたんですか?」
「実はね、美優ちゃんに大事な話があって...。」
「大事な話?」
はるっちの顔は真剣だった。
「実はね...。次回作を書き始めて欲しいの。」
「えっ?もうですか?」
「これはね、うちの社長が必ずすることなの。
作家の実力を見るのよ。
短い期間でどれだけの話を書けるかっていう。
簡単に言えば、テストみたいなものね。
恋歌にもそのテストの時がきたのよ。」
テストかぁ...。
なんか、すごいなぁ...。