レンアイ授業
「あたし、やります。」
はるっちは、ニッコリ微笑んだ。
「わかったわ。
特に指定はないから、いつも通りに書いてちょうだい。
締め切りは1ヶ月後。
恋歌の最新作、楽しみにしてるわね。
また相談のるから、いつでも連絡して。じゃぁ。」
「はい。ありがとうございます。」
はるっちは、また微笑んで帰っていった。
社長からのテストかぁ。
1ヶ月で、良い作品を。
頑張らなくっちゃ!
その日から、あたしの頭は新しい小説のことでいっぱいだった。