レンアイ授業

あたしは、小説の題材を考え始めた。

展開は、随時考えていく。

書き始めるともう止まらない。

どんどん書き進めていった。

書いていると、だんだん眠くなってきた。

少し意識が朦朧としながら、書き続けた。

薄れている意識の中で、聞こえた。

図書室の扉の開く音。

誰かが近づいてくる足音。

誰かは分からない。

それが、夢なのか現実なのかもわからない。

あたしは、眠りに落ちていった。


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