レンアイ授業
駅前の広場に着いた。
時間は12時50分。
約束の時間よりも10分早くに着いた。
ちょっと早かったかな。
あんまり早く着きすぎるのも、気合入ってるって感じに見られそうで嫌だなぁ。
そんなことを考えていると---
「お待たせ。」
修太くんが来た。
「修太くん!」
「どこ行きたい?」
修太くんに聞かれた。
「修太くんが決めていいよ。今日はお礼だもん!」
「そっか。じゃぁー、映画でも行くか。」
映画かぁ。
「うん!」
あたしたちは近くの映画館に入った。
修太くんが見たいと言った、今人気の映画を見ることにした。
見始めると緊張なんて忘れて映画に夢中だった。