レンアイ授業

「俺が買ってやるよ。」

「えっ?」

その言葉に驚いた。

ドクン

「そんなの悪いよ!」

「俺が買いたいから買うの。いいでしょ?」

「...ぁりがとぅ。」

結局、修太くんに買ってもらうことに。

「これ!」

あたしはあるものを見つけた。

「買わなきゃ!」

あたしはそれを買った。

「もう見たか?」

「うん!すごかったぁ!奈由にも教えなきゃっ。」

あたしは見つけた”あるもの”を持ったままでいた。

「これからどうする?」

時計を見ると、5時を回ったところだった。

「まだ帰らなくても良い?」

「うん。家帰ってもどうせ1人だし...。」

「親とかは?」

親...

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