レンアイ授業


次の日。

「おはよー。」

奈由よりも先に、修太くんが声をかけてくれた。

「修太くん!おはよぅ!」

あたしがそう言うと、修太くんはあたしの隣を歩いた。

「あっそうだ!昨日のストラップありがとぅ!めちゃ可愛いね!携帯につけちゃった♪」

あたしはそう言って、携帯を見せた。

「おぅ。俺こそありがとな。俺も携帯につけた。」

修太くんも携帯を見せてくれた。

「本当だぁ!一緒だね。」

「おぅ。」

修太くんは、あたしを見て微笑んでくれた。

修太くんの笑顔を見ていると、なぜだかあたしまで笑顔になる。

幸せな気分になれる。

なんでかな?

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