残酷な華



一応外へ出て菜々を待った。



「初音、何だろう。説明書も入っているね。」



続いて菜々も出てきて袋の中を見た。



「とりあえず、私の部屋に戻ろう。」



何だろう。



ミラがくれたものだからけしていいものではないことは確か。



銀色のカバーには番号がかいてあった。


―525?


このレイシェルの番号だろうか。



菜々の番号は315。


よく分かんないな…

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