残酷な華



菜々さん…?


「コレってまるで最初から私がこれを受け取ることを知ってたみたい…。」



私は焦って自分のレイシェルと説明書を出した。



「嘘…。」



そこには初音さんと書かれていた。



私たちは整理券を貰ったわけでもなく、ただたまたまあの列のあの場所に並んだのに…。



これでまた理解した。


やはり、ミラは人間ではないんだ。


七不思議…。


幽霊だ。
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