残酷な華


悪趣味。


シュミレーションなら最初に行ってくれればいいのに…。


こういう状況だから信じやすくなっている。



「菜々、もう大丈夫だった。シュミレーションらしい。」


「良かった。でも……そんなお知らせされてもミラは私たちの居場所分かっているだろうし、意味ないのにね。」



何のため何だろう。




新着メール一件


―今からマップを送るからダウンロードしてね―



マップ?


しばらくしてそれらしいものが送られて来た。



―ダウンロード―



完了―



「これどうすればいいんだろう。」


「とりあえず、待ち受け?」



私は待ち受け画像をマップに設定した。
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