残酷な華



メール画面を閉じるとさっきミラが言ったように525を中心にマップが書かれている。


近くにいるのは315、284、431。


315は菜々の番号。他の2人は部屋が近いんだろう。



「初音、生き延びようね。」



「うん。当たり前でしょ。七不思議が終われば三年間なんてあっという間だから!」



私は少しでも菜々が希望を持ってくれたことが嬉しかった。


ミルクティは緊張で乾いた喉を潤していく。



< 30 / 88 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop