残酷な華




「それはっ・・・・」





““赤のスイッチは押しちゃダメ!!””






そう言いたかった。



でも、それは叶わなかった。




頭につめたい感覚。


カチャリと音がした。





私も生まれてはじめて見る・・・



「銃」だった。




「邪魔しないでって言っているでしょう!撃つわよ!!」



巴の恐怖と悲鳴の声が耳を劈いた。



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