残酷な華




だから、昔の記憶にいいものなんかない。





でも、


やっぱり、私の両親はあの二人しかいないから・・・




昇るか・・・



「相田、」



なじみの声で振り返る。



「いこっか。」


「ああ。」



でもね、今は辛いし死ぬか生きるかの狭間の状態だけど大切なものがいっぱい出来た。



だから、辛いけど幸せだよ。



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