残酷な華
「まず~。僕が巴ちゃんを助けるって言う計画を持ち出したのはつまらなかったからだよ。僕だけが殺していくっていうのがね。で、巴に仲間を裏切らせて犠牲者を出したら面白うそうかな~ってさ。」
「で、体育館のときの計画を・・・?」
「ふふっ・・・やっぱり盗み聞きしてたんだね。ま、別にいいけど。でも、その代わりに巴に一つ条件を出したんだよ。」
条件・・・?
「犠牲者が全員赤のスイッチを押さなかったらっ・・・・私が死ぬって言う条件をねっ・・・ヒック」
「そんなっ・・・・」
私たちが知ることが出来なかった本当のこと。
それはミラと巴の勝負だった。