残酷な華



「本当、最低だな。ミラって心ねえよな。」



あるわけ、ないじゃん。


巴の屍に屋上の花を添えた。



「安西君、私。もう、死にたいよ・・・」


「相田・・・。」



「だって、伊藤君は私たちを助けるために犠牲になって巴は少なくともミラを信じてたんだよね?こんな醜いものこれ以上見たくないよっ!」



私は叫んだ。


きっと、これをみながらミラはどこかで不適に笑っているんだろうな・・・



「でも、お前が死んで悲しむ奴もいるんだぞ!」


「分かってるよ!!!!」



声を張り上げてしまった。


安西君は驚いた顔をしたけど私をそっと抱きしめて言った。







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