リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『お笑い』・2
「はぁ~。いっぱい買っちゃった♪ 満足満足」
大きな紙袋を持ちながらも、空いている手ではしっかりとアタシの手を握っている。
「でもキミは何も買わなくてよかったの? せっかく似合いそうなのがあったのにぃ」
「アタシには似合わないわよ。あなたが着ている姿を見ている方が良いの」
「そお?」
ちょっと拗ねたように言われるけれど、自分でも似合っていないのは分かっている。
「でもボク、キミとお揃いのワンピとか着たいなぁ」
「えっ!?」
「あっ、メイド服でも良いよぉ」
「そっそれは流石に…。あっ、お腹空かない? アタシ、何か食べたいな」
「そうだね。じゃあどっかに入ろうか?」
上手く気がそらせて良かった…。
時々彼はこういうことを言い出すから、心臓に悪い。
流石に同じ服を着て二人並ぶというのはな~。
…明らかに彼の引き立て役になってしまう。
別に彼の女装姿がイヤなワケじゃない。
大きな紙袋を持ちながらも、空いている手ではしっかりとアタシの手を握っている。
「でもキミは何も買わなくてよかったの? せっかく似合いそうなのがあったのにぃ」
「アタシには似合わないわよ。あなたが着ている姿を見ている方が良いの」
「そお?」
ちょっと拗ねたように言われるけれど、自分でも似合っていないのは分かっている。
「でもボク、キミとお揃いのワンピとか着たいなぁ」
「えっ!?」
「あっ、メイド服でも良いよぉ」
「そっそれは流石に…。あっ、お腹空かない? アタシ、何か食べたいな」
「そうだね。じゃあどっかに入ろうか?」
上手く気がそらせて良かった…。
時々彼はこういうことを言い出すから、心臓に悪い。
流石に同じ服を着て二人並ぶというのはな~。
…明らかに彼の引き立て役になってしまう。
別に彼の女装姿がイヤなワケじゃない。