モヤシ男・最終章~最愛なる君へ~
「どうぞ。」


「すいません…」


出されたお茶を少し飲み、俺はニラレバ男さんを救えなかった事を謝った



「ホントにすいませんでした…何度謝っても許されるとは思いません。」



また、深々と頭を下げた



「もう、良いですよ。頭を上げて下さい。」


そう言って、ニラレバ男母は何やら紙を持ってきた。



「これを読んで下さい。あの子が最後に残した遺書です。」


遺書?? やっぱり自ら、、、



「僕が読んで良いんですか?」



「ええ。読んであげて下さい。」



遺書の紙を俺に渡した。



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