モヤシ男・最終章~最愛なる君へ~
『母さんへ』


その言葉で始まった


『母さん、母さんより先にこの世から居なくなることをお許し下さい。母さんの知っての通り、会社がなくなり、妻も子供も出て行ってしまい、生きる希望を失いました。何の為に、頑張れば良いのか分からない…だから、生きてる意味が分からなかった。僕は、弱い人間なのかもしれない。』



読んでるうちに、ニラレバ男母の目には涙がポロポロこぼれだしていた



まだ遺書には、続きがある



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