secret love~アイドルと…~
カメラのシャッター音。
何度も、聞こえた。
・・・・
この状況を、
キレイに撮影されてしまった。
「おい!」
樹の声に驚いたカメラマンは、
一瞬のうちに、
車で逃げてしまった。
頭を掻きながら、
龍之介が呟いた。
「これは、オレが仕掛けたわけじゃないよ」
その言葉に、ため息をついた樹。
「そんなのわかってます」
そう言った樹は、
私の掴まれた腕を離すと、
抱き寄せた。
「とにかく、龍之介さんに、
くるみは渡しませんから」
そう言って、
私たちは一旦、
家の中に入った。
何度も、聞こえた。
・・・・
この状況を、
キレイに撮影されてしまった。
「おい!」
樹の声に驚いたカメラマンは、
一瞬のうちに、
車で逃げてしまった。
頭を掻きながら、
龍之介が呟いた。
「これは、オレが仕掛けたわけじゃないよ」
その言葉に、ため息をついた樹。
「そんなのわかってます」
そう言った樹は、
私の掴まれた腕を離すと、
抱き寄せた。
「とにかく、龍之介さんに、
くるみは渡しませんから」
そう言って、
私たちは一旦、
家の中に入った。