secret love~アイドルと…~
社長室に取り残された私たち三人。

・・・・

悔しそうな顔をした樹。

・・・

呆然としてる私。

・・・・?

なんだかとっても嬉しそうな龍之介。



「何で、そんな顔してんですか?」

それに気づいた樹が、

龍之介に言った。



「作戦成功」



「「え?」」


「これで、くるみは、オレのモノ」


そう言って、私を引き寄せた。



「どこから仕組んでた?!」

樹は相当怒ってる。

ニコニコ顔の龍之介。

「実は、あのカメラマンから、

全部、オレが仕組んだこと」

「違うって!」
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