secret love~アイドルと…~
「ウソも方便ってやつ?」


勝ち誇った顔をした龍之介。


声も出ず、放心状態の私。


「くるみを離せ」

樹は私の腕を引っ張った。


龍之介は、それを振り払った。



「これを期に、別れることだ」

それだけ言うと、


私を連れて、龍之介は、

自分の控室に入って行った。



・・・・

なんでこうなるの?


私、樹と別れなくちゃいけないの?


龍之介と付き合うなんて、

私にはできない。
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