secret love~アイドルと…~
樹と二人でテレビ局の

廊下を歩いていた。


・・・・


前から、龍之介が歩いてくる。



通り過ぎようとした瞬間



「樹」


樹を呼び止めた龍之介。



「なんですか?」



「くるみのこと、

幸せにしてやれよ?」



「言われなくても、そうするつもりです」


樹の言葉に、

フッと笑った龍之介。

今度は、私を見た。



「幸せそうな顔しちゃって」


微笑んだ私。
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