secret love~アイドルと…~
「☓1~」


クスクス笑いながら歩き出した樹。


「変装しないで歩いてたらばれますよ?」

追いかけながら、そう言えば、


「制服だと、案外バレないもんだよ?」

と笑われた・・・


「手、繋いでもいい?」


「え・・あ、はい」

・・・

繋がれた手。


細長くて、とってもキレイ。


・・・私、

本当に、樹と、

付き合い始めたんだね?

私は自分の頬っぺたをつまんでみた。
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