secret love~アイドルと…~
しばらく過ごした愛しい時間。

「そろそろ行かないと」

樹が呟いた。

・・・まだ、一緒にいたい。

でも・・・


「そうだね。

みんなに迷惑かけちゃいけないもんね?」


私だけの樹じゃない。


「また、会いに来るから、

電話も、メールもする」


優しい樹。


「うん、私もするね?」

二人は見つめ合うと、

お別れのキス。

…とっても切ない味がした。
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