secret love~アイドルと…~
「オレだって」

その言葉に、自然と笑顔がこぼれる。

「私といて、

大変な思いはさせたくない」


「今、くるみがオレの傍から離れたら、

何もかもダメになる」


「・・・樹」


「くるみが、オレの

原動力なんだから」


「そんなこと・・・」


「そんなことあるの!」


遠くから、スタッフの声がした。


「別れるなんて言ったら、

許さないからな?」


「・・・・」

「くるみを離すつもりはないから」

「私で・・・いいの?」


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