secret love~アイドルと…~
悩んでいても仕方がない。

・・・

例え、樹の彼女であっても、

オレはくるみを手に入れたい。


K・Boyを


解散させることになっても。


オレの足は、

くるみの家に向かっていた。


記憶を頼りに、

くるみの家を探す。


・・・・


「・・・・あ」


くるみの家の近所で、

ばったり出くわした。

困惑気味のくるみ。


オレは笑顔でくるみに近づいた。


「こんにちは」


「・・・どうも」

オレは、くるみの手を取ると、

「マスコミに見つかるといけないから、

くるみの家に行こう」

そう言って、

歩き出した。
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