secret love~アイドルと…~
「当分貸してくれるって言うから、

これが収まるまで、この格好で、

登下校しなさいよ?」


「うん、ありがとう」


私は早速変身した。


「…案外似合うね?」

良美の言葉に、まんざらでもない私。


「でも…背が・・・ね」


・・・そこは大目に見てもらって。

どんなに頑張っても、

身長は伸ばせない。



良美と腕を組んで門をくぐった。

・・・

バレなかった・・・

・・・はぁ。

ため息をついた、私と良美。


「「作戦成功」」

二人で声を合わせて、言った。
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