あなたは一度も。







3人でわたしの番号の前の子
の名前を見た。




「――...早乙女...唯...?」





え。
名前からして美人な感じが目に浮かぶ。





「名前負けだったりして(笑)」





蘭の一言でわたしの考えが
否定された。




むかついたので
とりあえず一発叩いといた。




「楽しみだね。
さっ、早く教室に向かお♪」




椿にそう笑いかけて(蘭は無視)、校舎に向かっていった。








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