あなたは一度も。






私はおんぶしてもらいながら
何とかゴールまでついた。




「蘭、ごめんね。
重かったでしょ?ありがとう」



「大丈夫。
あっち座ってて。」




晩ごはんの支度をするため
私は近くの横たわっている木に腰かけた。





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