君色の空
「ってかさぁ、愁マジで久しぶりじゃね?生きてたんだ!」
「は!?俺、超生きてたし。ってかパクられてたから、そりゃあ久しぶりだろ。」
「はぁ!?またぁ!?アンタさぁバカなんじゃないの!?」
「はいはい。何とでも言ってください。」
アタシは2人のやり取りを康司と一緒に近くにあった大きな石に腰かけて見ていた。
愁くんは智華の甲高い声をめんどくさそうに払いのけて、アタシの横に座った。
それと同時に遠くから何か叫んでる声が聞こえた。
「卓人さんがカラオケ行くぞって言ってるから、みんな集合な!」
「マジかよ…………ねぇ真保ちゃんも一緒に行かない?」
無言で智華をチラッと見てみた。満面の笑みで頷いている。きっと卓人さんの近くに行けるから嬉しいんだ。
「よし!決まりな!じゃあ行こうか。」
何気に繋がれた手をアタシは離されないようにと握り返した。
指定された部屋に入ると、何人かの人達と卓人さんがタバコを吸いながら待っていてくれた。
智華は卓人さんの隣に座ってはしゃいでいる。
「何飲みますか?」
きっとこういう時には役割分担があるんだろう。
若い男の子が聞いてきた。
「アタシは…」
アタシはビールと言おうとしたら「モスコミュール2つ!」
「了解っす」
あっ…モスコミュールを頼んでいただけたのですね…。
「俺さ、モスコミュールしか飲めないんだよね。それにタバコも吸わない。」
アタシの吸っていたタバコを灰皿に押し付けながら言った。
モスコミュールしか飲めなくてタバコも吸わないヤンキーっているんだね。
やっぱりこの人かわいい。
「は!?俺、超生きてたし。ってかパクられてたから、そりゃあ久しぶりだろ。」
「はぁ!?またぁ!?アンタさぁバカなんじゃないの!?」
「はいはい。何とでも言ってください。」
アタシは2人のやり取りを康司と一緒に近くにあった大きな石に腰かけて見ていた。
愁くんは智華の甲高い声をめんどくさそうに払いのけて、アタシの横に座った。
それと同時に遠くから何か叫んでる声が聞こえた。
「卓人さんがカラオケ行くぞって言ってるから、みんな集合な!」
「マジかよ…………ねぇ真保ちゃんも一緒に行かない?」
無言で智華をチラッと見てみた。満面の笑みで頷いている。きっと卓人さんの近くに行けるから嬉しいんだ。
「よし!決まりな!じゃあ行こうか。」
何気に繋がれた手をアタシは離されないようにと握り返した。
指定された部屋に入ると、何人かの人達と卓人さんがタバコを吸いながら待っていてくれた。
智華は卓人さんの隣に座ってはしゃいでいる。
「何飲みますか?」
きっとこういう時には役割分担があるんだろう。
若い男の子が聞いてきた。
「アタシは…」
アタシはビールと言おうとしたら「モスコミュール2つ!」
「了解っす」
あっ…モスコミュールを頼んでいただけたのですね…。
「俺さ、モスコミュールしか飲めないんだよね。それにタバコも吸わない。」
アタシの吸っていたタバコを灰皿に押し付けながら言った。
モスコミュールしか飲めなくてタバコも吸わないヤンキーっているんだね。
やっぱりこの人かわいい。