約束に似た、綺麗な呪い
身体が少し辛い。
ずっと雨の中いた所為かもしれない。

それにしても…僕は1人暮らし。ご近所さんもいない。
だから不思議に思う。一体誰が此処まで?
自力で戻ってきたけれど、記憶がないだけ?
それともあの女の人?そうだとしたら鍵締めたよな?
疑問ばかりが頭に浮かぶ。

今日の天気は晴れ。
だけど僕の体調は最悪とまでは行かずとも、不調だった。
女の人だったならば、お礼を言わなければならない。
多分明日になれば大丈夫。
だから明日が待ち遠しかった。
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