悪魔のようなアナタ ~with.Akito~
「あたし、晃くんが好き。大好き……っ」
「……っ、灯里……」
「もうどうなってもいい。晃くんの傍にいられれば、あたし……っ」
と叫んだ、次の瞬間。
灯里は晃人の腕に息も止まらんばかりに抱きしめられた。
情熱を伝えるように何度も顔中に唇を落とされ、灯里の体の奥がじわりと熱を帯びる。
――――やがて。
晃人の腕が灯里の躰をシーツにそっと横たえた。
ぼうっと見上げる灯里の膝裏に手を掛け、ぐいと開かせる。
「……灯里、愛してる」
掠れた囁きとともに、熱い杭が蕾の入口に触れた。
晃人の愛撫でしとどに濡れたそこは蕾が綻ぶかのように開き始める。
誰も入ったことのない部分を押し開くように、熱い杭がゆっくりと灯里の中に入ってくる。
「っ、あ……っ」
「痛いか?」