悪魔のようなアナタ ~with.Akito~
二人の重みで、ギシギシとベッドが揺れる。
灯里は晃人の体の下で声にならない悲鳴を上げていた。
絶え間なく敏感な部分に刺激を与えられ、もう自分がどこで何をしているのかもわからない。
「……っ、あっ、やぁっ……」
身体の奥深くを灼熱の杭が何度も抉り、貫く。
脚は閉じられないように大きく広げられ、全てを晃人の目の前に曝け出している。
部屋の明りは点けられたままで、隠したい部分が全て蛍光灯の明りの下に晒されている。
「……すごい光景だな、灯里」
「やっ、やめ……見ないで……っ」
喘ぎながら弱々しく叫んだ灯里の唇に晃人の唇が重なる。
花蕾を指先で刺激され、潤んだところを腰を掴まれ勢いをつけて突き込まれる。
一つになった部分からぐちゅっと卑猥な音が立て続けに漏れる。
「もっ、もうっ……やあ……っ」
灯里は髪を振り乱し、叫んだ。
強烈な快楽に脳髄が溶かされ、自我がなくなっていく。
半泣きになった灯里を、晃人は動きを止めてじっと見下ろした。
怒りを帯びた瞳でうっすらと笑い、灯里の耳元に囁く。